- 三重の木や自然素材を使うと価格は高くなりませんか?
- 家の価格は各社見積に入れる範囲が異なるので一概には比較できません。
木材においては外国材も価格が高騰しており、三重の木だからといって高くなることはありませんが、地域社会において地元産を使うことは大切であると思います。
自然素材においては、手間がかかる分工期が長くなるので価格が高くなる事はやむを得ません。
今は若くして家を持てる時代になり、20代で取得すると多くの場合50〜60年その家で暮らす事になります。
その間の修理や修繕にかかる費用や、古民家再生の様に価値ある家であることを考えれば、決して高くないと思います。
- 木は腐ったり汚れたりしませんか?
- します。
そのためどれだけ長持ちさせるかは、木の事を知って適材適所で使うことが大切です。
樹種や一本の木の中でも部位により強弱があり、それを見極めて使用します。
好みにより、防腐剤や保護材によって着色しますが、青木工務店では内装の床や窓枠材にも汚れを防止する効果もあるため「いろは」という国産の植物性のオイルを使用しています。
浸透性なので塗り方は簡単で扱い方さえ注意すればお施主様自身でも作業できます。
へこみ傷は、濡れタオルを当てアイロンで押さえるとある程度直ります。
- 漆喰壁は汚れたりしませんか?
汚れたときは拭き取ることはできますか?
- 漆喰は多孔質のため拭くことはできません。
ですが多孔質故に呼吸をしていますので結露する事がなく、まず汚れません。
外部においても昔からある蔵やお城の白壁が汚れているのを見かけないと思います。
それだけ漆喰は自浄作用があります。
もし汚れている白壁がありましたら、それは漆喰もどきかもしれません。
マジックやクレヨンなどの汚れは消すことはできません。それは、ガラスのような無機質の素材以外はどれも同じです。
真壁構造にして1枚の壁面積を小さくしていますので、塗り直しの場合もあまりお金がかかりません。