青木工務店
の家づくり
#1 新築
いつかは木の家
やっぱり木の家
三重の木で組み上げた骨格に素足が心地良い床板ざっくり仕上げた漆喰の塗り壁に癒やされる。
土間のある暮らしを楽しむ高級でなく贅沢でない本物の木の家をご提供します。
#2 リノベーション・リフォーム
世代を超えて
住み継がれていく家
長い歴史の中で確立された家を直し、残す。
伝統の工法で建てられた家には、伝統技術を身につけている職人だからこそできる仕事があります。
本物には、本物の材料と技術で残す。
それが青木工務店のリノベーションです。
#3 DIYサポート
造るを楽しむ、
手間を楽しむ。
ホームセンターの普及やYouTubeの動画配信などにより、手軽にもの作りができる時代になりました。
青木工務店ではウッドデッキやテラス、本棚などを自分で作ってみたいと思う方や、自分でリオフォームしてみたいと思う方をサポートします。
資材の販売(引き取りに限る)、施工の指導、各種電動工具や手動具もレンタルして応援します。
自分で作り自分で使う楽しさをぜひ味わってください。
家づくりの取り組み
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三重の木
三重県は国内でも有数の木材産地です。
近年の気候変動や世界情勢を考えても県産材(国産材)を使うことはとても重要です。
木は自然の恵みで育てられますので生産にかかるエネルギーがありません。
それを、地元の木材市場や製材工場より仕入れ、自社の工場で加工しますので輸送にかかるエネルギーも削減できます。
木は消臭や抗菌効果などさまざまな健康作用が各研究機関より発表されています。
また、香りや肌触り、木目など人工物にはない木のぬくもりを感じることができます。
木材は製材する前に乾燥させる必要があります。市場の主流は庫内温度70〜80℃(中温感乾燥)で乾かします。中には100℃を超えて乾かす高温乾燥もあります。いずれも短期間で出荷できるので生産性上やむを得ないかもしれません。
しかし、大切な三重の木ですから青木工務店では乾燥方法にもこだわっています。
青木工務店の木材乾燥は自然乾燥が主体ですがバイオ乾燥機株式会社の低温乾燥機も導入しています。
地球上の生物の平均体温である35℃を目安に木造の乾燥庫で木材を乾かします。
日数はかかりますが自然素材は自然素材で乾かしてこそ、木本来の良さを発揮してくれます。 -
自然素材
漆喰は天然素材100%で作られた高知県産を独自の配合でやわらかい色に練り上げた物を土塗りの上に上塗りします。
ざっくり仕上げた表情は、手仕事を感じさせ、やすらぎを覚えます。
漆喰の性能は抜群です。
土や漆喰は乾燥すると多孔質になるため、常に呼吸をしています。
また、漆喰は強アルカリ性で殺菌作用がありカビの発生を抑え、呼吸するたびそれらを吸着させ浄化します。自然の力で調湿、空気の浄化を繰り返します。
余った漆喰を樽に入れ、常温で保管していますが、1年以上経っても一切カビが生えていません。
土や漆喰は燃えないので耐火性においても優れものです。断熱材は主にフォレストボードという杉の皮から作られた物を使います。
呼吸する素材で吸音性、抗菌効果もあり、防火認定はありませんが燃えにくい素材と言われており、燃えても石油製品の様な有毒ガスを発生しません。
高性能なものをきちんと施工すれば冬季の断熱性を上げることができますが、夏季はその保温性が逆にあだとなりエアコンが必然となります。
青木工務店の壁は土+フォレストボードにより熱をも吸収してくれるので夏場はひんやりします。 -
職人の技
日本には千年を超える木造建築物があり、長い歴史の中で培われてきた技術があります。
瓦葺き、左官、大工、建具、畳、それぞれに伝統技術があり受け継がれてきました。
しかし、今では建築様式も大きく様変わりしました。
新建材や加工機の普及によりあまり技術を必要としない建方になり、職人達はどんどん減っていきました。
伝統工法は手間がかかります。価格も上がることは否定できません。ただ、長期間維持し修繕していくことを見据えた造り方になっています。
瓦は割れたり痛んだところだけを交換でき、下地修理においても外した瓦は元に戻して葺き直せます。土は自然の堆積物であるため腐ることはありません。建具はその場に合うように作り、削りつけることもできます。畳は上敷きだけを張り替えれば新品になり、柱や梁も痛んだ部分だけを交換できます。
伝統の木組みの工法は、栓や欠き合わせにより木造本来の強さが出ます。
これらの伝統工法を受け継いでいくため青木工務店の職人は日々技を磨いています。 -
土間
昔、煮炊きを釜戸で行っていた頃は台所に通じる広い玄関土間がありました。それは必然でした。
しかし、火を使わなくなり、暖房器具が普及し、個室化していく間取りの中で廊下の向こうの玄関は冷たく寒いところになってしまいました。
開放的な間取りにして土間も同じ空間にすると、冬はじっくり熱をたくわえ深夜から朝にかけて放出するので冷え込みがやわらぎ、夏は室内の温度が外気より低いのでひんやりします。
土間は一見無駄な様ですが、薪ストーブで暖をとったり、雨の日の遊び場だったり、お友だちと気軽にお茶を飲んだりと多目的なスペースとして暮らしを楽しんでみてはいかがでしょうか。 -
軒
四季があり雨の多い日本の家において、深い軒は欠かせない物の一つです。
夏は日射しを遮ってくれるので、室内や外壁の温度上昇を防ぎます。
冬は陽が傾くので遠慮無く入り込んで部屋をあたためてます。
雨の日は窓から吹き込みを防いでくれたり、汚れにくくします。
デザインやコストを優先すると、本来必要とされてきたものまで省かれ、24時間エアコンをつけていないと過ごしづらい家になってしまいます。
雨の音や匂いを感じ、ゆっくり時の流れを感じて暮らすのも良いですよね。 -
ゴミを出さない家造り
現代のほとんどの住宅は、合板、石油製品、石膏ボードなどいわゆる新建材と呼ばれる物で造られています。
それらは、規格品のため現場で取り扱われる場合、多くの切端材が出ます。リサイクルにもエネルギーを消費します。
内外の造作材においては段ボール、ビニール袋、緩衝材などの梱包材までゴミとなります。
石油系接着剤で貼り合わされた構造用集成材も多く見えますがそれも簡単に処理ができません。
青木工務店の無垢の木は、自社工場で必要な分だけ加工し現場へ運ぶので梱包材がなく、切端材は薪ボイラーや薪ストーブの燃料にします。
左官材も必要な分だけを現場で練り合わせ、建具屋さんは毛布にくるんで持ってきてくれます。
未来ある子ども達に綺麗な地球を残して行くために、青木工務店ではゴミの問題の改善に取り組んでいます。